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シン・ゴジラと君の名は。を観ての感想

堤先生おすすめの『シン・ゴジラ』と『君の名は。』を観てきました。平日の昼間で、公開から日が経っていたこともあり、観客はまばら、ゆったりと観ることができました。

堤先生からは、観る順番も大切ということを聞いていたので、まず『シン・ゴジラ』、そして『君の名は。』という順番で観ました。

確かに面白かったですね。

『シン・ゴジラ』の方はハラハラドキドキのパニック映画に陥らず、災害に対して日本政府がどう対処するかというところに力点が置かれつつも、庵野秀明監督独特のゴジラや災害に合う街の描写もリアルでした。

昔のミニラと踊って、「シェー」のポーズを決めるゴジラじゃなくて良かったです。日本の問題が多く表現されており、映画を通じてそれに気づいてくれる人が増えることを期待しているのかなと思います。

『君の名は。』は精密な背景描写がキレイな新開誠監督ということで、絵の方に注意が向きがちですが、ストーリー展開も良かったと思います。個人的には今までの新開作品の中でベストです。

時間や空間を超越するストーリー展開の作品には名作が多いですね。

私が新開誠監督を知ったのは、『彼女と彼女の猫』(1999年)という短編でした。どこか心の琴線に触れるような作品だったので印象深かったです。

その作品でも描かれていた一気に電車、ビル建設のクレーン、雨、ドアの閉まる様子などの日常風景もよい感じでした。

この2作品は街(町)が[災害]で破壊されるという点が共通しています。その対処の仕方について考えさせられます。

なぜこの2作品を『シン・ゴジラ』→『君の名は。』という順番で見るとよいのかについての明確な答えは出せませんでした。

しかし、多くの人は『君の名は。』→『シン・ゴジラ』という順番で観るより、『シン・ゴジラ』→『君の名は。』という順番の方がしっくりくるのではないかと思います。

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